僕は釣行前の準備が大好きです。
釣行を想像しワクワクしながら準備をする時間は最高です!
極端に言えば釣行そのものよりも楽しいことさえあります。
準備で出来る限りのことをしておけば釣りそのものに集中できます。
例えば、渓流で準備をしているときにライズでもされたらリーダーとティペットの結束もままなりません。
そんな訳で細かい準備ほど釣行前の平静な心理状況の時にするようにしています。
フライフィッシングの場合だと、フライラインのドレッシング、ラインとリーダーの結束、リーダーとティペットの結束などです。
小さいフライを多用しそうなときは、ティペットがアイをちゃんと通るかなども確認しておきます。
とにかく、ポイント到着後いかにスムースに短時間でファーストキャストできるかに注力します。
「僕はの~んびりできて、魚の顔が見られれば良いや~」というひとは別ですが、できるだけ釣果を上げたい、釣りの腕を上げたいという人には必要な要素だと思います。
僕の釣り仲間に、その都度現場でフライラインドレッシングをしているM氏という人がいます。
家でやると床に液が付着して滑るようになるのが嫌だということですが、床に何かを敷いてやれば良いことで、ちょっとの工夫なのにと思います。
「今日は一番初めに良い所を撃たせてあげるね!」と行く道中で言っていても、結局M氏は準備に時間がかかり、「先に始めてて!」ということになります。
フライフィッシングでのM氏の釣果はムムムです。
そこまでの釣果の差が出る理由はもちろん他にもありますので、それは改めて解説します。
ショアエギングでの場合だと準備は以下の通りです。
①PEラインとリーダーの結束(FGノット)と「PEにシュッ!」の塗布
②入るポイントに合わせたエギ選択の検討とセッティング
③潮に合わせたポイント移動とオプションの検討
④持ち物の確認
特に「どこに入ったら何から投げてどうエギをローテーションするか」などは入念なイメージトレーニングをします。
変態だと言われます。
船釣りの場合もショアエギングの準備に準じます。
夢の中でもイメージトレーニングをしていることがあります。(笑)
「入念な準備」は、僕が比較的経験の浅い釣りでもコンスタントに釣果を上げている大きな理由の一つだと思います。